|
マルセイユ(Marseille)は、フランス最大の港湾都市で、プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏(PACA)の首府、ブーシュ=デュ=ローヌ県の県庁所在地である。
概要
2005年の人口は約82万人。マルセイユの都市名は、古代の名マッサリア(マッシリアとも)が転じた物である。
マルセイユ都市共同体の中心地でもある。又、近郊には古都エクス=アン=プロヴァンスがあり、これとその近郊の小都市を併せた人口は約135万人に及ぶ。
経済
近接するトゥーロン軍港に対して、商業港を有する都市であり、また工業都市の側面ももつ。フランスおよび地中海で最大、ヨーロッパでは第三位の貿易港である。ヨーロッパの南の玄関として、110航路、120カ国の360以上の港と連絡している。現在、フランスでパリ、リヨンに次ぐ第3の人口をもつ大都市であり、日本の他各国が総領事館を設置している。
歴史 |
|
|
マルセイユの歴史は古く、古代ギリシアの一民族ポカイア人が紀元前600年頃に築いた植民市マッサリアにその端を発する。このためフランスにおいてマルセイユは cité
phocéenne(ポカイア人の街)とも綽名されている。
ユリウス・カエサルの『ガリア戦記』にもマッサリアへの言及が見られる。当時のマッサリアは、いまだローマ属州ガリア・トランサルピナ・プロウィンキアにおけるギリシア系人住民の拠点であったが、やがてローマ帝国の進展とともにこの都市もローマ化していった。
紀元前以前から都市として栄えたマルセイユであったが、中世にはあまり振るわず、近代になって再び産業の要地となって現在の商工業を中心とする市街が発展した。
|