| |
オーストラリアまたはオーストラリア連邦(オーストラリアれんぽう)は、オセアニアの国で英連邦の一国である。南東にはニュージーランド、北には、インドネシア、パプアニューギニア、東ティモールがある。世界で6番目に面積の大きい国である。英連邦王国の一国。
国名
正式名称は、Commonwealth of Australia(英語:
コモンウェルス・オヴ・オストレーリア)。通称、Australia。
日本語の表記は、オーストラリア。Commonwealth
に対応する語として「連邦」を付加し、オーストラリア連邦とされる事もあるが、この場合の
Commonwealth
は「連邦」という意味ではないので、これを正式名称訳とするのは不適切かも知れない。もっとも、他に適切な日本語もなく、連邦制国家である事は間違いないので、現在の所は正式名称訳として用いられている。
また、漢字による当て字で濠太剌利と表記され、濠または常用漢字の豪と略記され、濠洲(ごうしゅう、常用漢字では豪州と表記)とも呼ばれる。また「濠太剌利」の「剌」(ラツ)は、誤って常用漢字である「刺」(シ・さす)と書かれる事もある。
国名の由来はterra australis(ラテン語:
南の地)で、これはヨーロッパでの伝説上の大陸、テラ・アウストラリス・インコグニタ(ラテン語:Terra
Australis Incognita、メガラニカとも)に由来している。 |
|
|
なお、ヨーロッパの国であるオーストリアと間違われる事もよくあるが、こちらはドイツ語(同国の公用語)で
Österreich(エスターライヒ)といい、「東の国」という意味である。
先史――人類の移動、居住、氷河期の終焉
更新世の地球環境、人類の移動
40,000~45,000年前(60,000年前、更にそれ以前とも言われる)、更新世の何回かの氷河期の結果海面が100~150m下降した、更新世末期の今日より海面が低い時に人類はオーストラリアに渡ったと考えられている。沿岸はティモール海域、ニューギニアに伸び、オーストラリアとともに1つの陸地
(Sahul)
であり、アラフラ海、カーペンタリア湾、トレス海峡をつないでいた。スンダ列島から海の短い距離の部分を渡って
Sahul
へ、続いて陸橋を渡ってオーストラリアへ来たと考えられている。考古学的証明では、西オーストラリアのスワン川上流に40,000年前、タスマニア(タスマニアも当時大陸に繋がっていた)には30,000年前に人類居住跡が見える。また約42,000年前とされる人類の化石もニューサウスウェールズ州で発見されている(例、ムンゴマン)。
オーストラリア・ニューギニアとインドネシアでの動物・植物種の共有は、当時の陸橋の結果である。最後の氷河期の終わりで海面が上昇、オーストラリアとニューギニアの間は海でへだてられた。海面レベルは6,000年前から現代までほとんど同じである。
人類の居住以降
木炭の発見から、火の使用も確認されている。狩猟採集民族は森林、硬葉樹林を開拓する為などに使用した。耐火性の高いモクマオウ、ユーカリ、アカシアなどが残った。
動物種では人間より大きい巨型動物類は絶滅、多くの小型動物もいなくなった。ディプロトドン(全長3m、有袋類の草食動物で史上最大の有袋類、カバに似ている)、数種の大きな飛べない鳥、肉食のカンガルー、5mの長さのトカゲ、小型自動車ほどの大きさの亀などを含む、約60種の脊椎動物が絶滅。
大規模な絶滅の原因は分かっていない。火、狩猟、気候変動などと考えられるが、最も大きな原因は人間の介入だと思われている。
ヨーロッパ植民史以前の人口は分かっていない。
氷河期の終焉
13,000年前に更新世末期、氷河期終焉を迎え、トレス海峡、ヴィクトリアとタスマニアの間のバス海峡、カンガルー島との間に海面が広がった。
アボリジニーの伝説によると氷河期の終焉は早く(あっという間に訪れた)、海面の上昇(陸地の失現)とともに、魚が天から降って来た、津波があったと伝えられている。
そのとき以来、タスマニアアボリジニーは地理的に孤立、9,000年前にバス海峡の島々とカンガルー島の人間は消滅した
オーストラリアとオーストロネシアの人々との交流は長期に渡ってあったと言語学、遺伝学的に証明されている
 |
|
 |
|
|